
柴犬・零の2021年3月・・・・静かに日々は過ぎて過ぎて行きました。
平穏な日々を過ごしながらも、少しづつ、少しづつ・・・事態は進んでいる感じでした。
2021/3 絶望から何度も復活、が着実に衰弱は進んでる。
それでも自分の足で歩きたいようです。
3月が、あっと言う間に過ぎて行きました。
柴犬の零は、もう随分と全身の肉が落ちてしまって、骨川筋衛門になってしまってます。
すっかり邪気も抜けて、いつも穏やかです。
足腰も弱ってしまって、クルマ椅子に乗っても肉球側を床に付ける事が出来ず、
足4本とも甲の部分しか付けません。

それでも目を覚ませば、歩きたい・歩きたいと意思表示します。
ミューミュー鳴いて前足をバタバタさせます。
去年の暮れからずっとそんな感じでした。
いつからか、ミューミュー声を出さなくなりました。
前足を動かすだけになりました。
記録を見れば、最後に声を聞いたのは3/28(日)です。
記録したという事は、既にそれが珍しい事になっていたという事です。
その1週間くらい前から、ほぼ声を出す事はなくなっていたのだと思います。
(※、その後4/4(日)にも声を出した。)

クルマ椅子に乗せれば歩こうとします。
一生懸命歩こうとしますが、ほんのちょっとした歩けません。
歩くと、少し微笑んでるような表情を見せてくれます。
歩くのが楽しいみたいです。
面目躍如、老いてもなお柴犬です。

いろいろと凹むような事が起きますが、
ほんのちょっとダケの嬉しそうな表情で、まぁ良いかな・・・・ってなりますよ。
3月の食事事情
3月に入ると、ペースト状の缶詰食が食べられなくなりました。
ペースト状のフードを舐め取る筋力がもう無くなってしまったみたいです。

仕方なく、流動食が主食になります。
介護用の粉末フードと犬用粉ミルクを混ぜて、水で溶いてシリンジで口に入れてあげます。
小さくカットして焼いた牛肉が唯一食べられる固形物です。

3月の半ばになると、カット牛肉も食べられなくなりました。
固形物を飲み込む力がもう無い。
これはちょっと衝撃でした。
これから急激に衰弱して行くのでは!?
そんな予感がしました。
後は上記の流動食と栄養ドリンクに頼るしか無いです。
その流動食も、3月もオワリに近付くにつれ徐々に食べる量も減って行きました。
鼻血騒動・・・・・・・・・・(^^;
3月半ばの事でした。
↓こんなになって、てっきり口から血を吐いたと思いました。

獣医さんに電話で相談してみると、点滴しか打つ手は無いみたいな話です。
しかし、点滴の負担は大きく、弱った犬には危険です。
妹犬の静は、点滴の後亡くなってしまった事は忘れ得ぬ事実です。
以来、ウチのわんこ達、出来るだけ点滴は避けてきました。
家族協議の結果、今回も点滴はしない事にしました。
そうなると獣医さんに行く理由も無いです。
それはそうと、さて、どうしたもんか?
えっ?
なんと!
良く見ると、口から血を吐いてるのでは無くて、
鼻血じゃん!?
こんなに鼻血を出すのも初めてですが、
取りあえず寝かせて安静にしておいたら止まりました。
ほっと胸を撫でおろした一幕でした。
零って、幾度も復活を見せて来た仔だぜ!
そんなこんなで、柴犬の零。
去年の11月頃から、体調不良が何波も押し寄せて来たのです。

食事を食べない。
水も飲まない。
歩く意欲が無い。
鼻血まじりの鼻水が止まらない。
血を吐いたように見えた。(鼻血だった)
まる1日も起きてこない。
症状はいろいろですが、何度もそんな不調な時期があって、
その度に、いよいよその時が来るのかと・・・覚悟をしたものですが、
次の日は、キチンと食事をして、クルマ椅子に乗せろとせがむ。
ケロっと元気になってて、こっちが驚く。

そんな事を、何度か繰り返しました。
ケロっと元気になって・・・・・と書きました。
数日単位の短期間では、確かにそうなのです。
が、
数週間とか1ヶ月とかの期間で見れば、衰弱は着実に進行してます。
2021年の始めには、缶フードを食べて、クルマ椅子で30分以上も歩けたのが、
3月末の現時点では、流動食のみ、クルマ椅子でも1分でゼーゼーです。
それが誤魔化しようの無い事実です。

でもまだ、生きてます。
クルマ椅子に乗せれば、満足したように微笑んでくれますよ。
桜を見るなんてとても無理だと思っていたのが、満開の時期が過ぎて行きました。
(零に花見は無理でしたが)
3月を越えて4月に突入です。
この先どうなるのか予断を許さないのですが、
もうちょっとだけ、一緒に暮らしていられるかな・・・・なんて思ってます。
黒柴犬静の闘病日記へ戻る |
柴犬・キャンプと旅 TOPへ戻る |
---|
サイトのTOPへ戻る |
コメント