して、その成果は如何に?
そもそも・・何故ローダウンか!?
そもそも、
何故ローダウン化を思い立ったかと言いますと。
なんとか乗れる事は乗れたんですけどネ~
・・・・・イヤイヤ本当ですよ。
例えば、足場の悪い駐車場からの発進でモタついたり、
一時停止しにくい踏切で、えぃ行ってしまえっ!
・・・・・・なんて衝動にかられたり!
やはり足付きの悪さからくるネガな部分ってあるんですね。
ま、そ~ゆ~の何とかならないかな~・・・・って事で、
ローダウンも有りかなぁ~・・・・なんて考えてみた訳です。
費用も、
なんとかなりそうな範囲だったし・・・・・・・・・・・・(^^ゞ
ズバリ結論。
足付きの改善という観点から言えば、
十分な成果が見られました。
ローダウンした結果!
ホントにつま先ツンツンだったのが、
指の付け根くらいまで付く感じになりました。
LOW側シート高845mmから15mmショート化して、
830mm程のハズですが、
感覚としては、
ひと昔のバイクでシート高810mmって感じですかね。
先代バイクのDUCATi Monster S2R800よりも、
ほんのちょっと高いかな?
CBR954RRとほぼ同じくらいかなってところ。
しかし、この写真撮ってて思ったのですが、
これって、バイクの傾きをちょっと変えるだけで、
簡単に過剰な演出が出来てしまうじゃないか!
故意にって訳じゃなくても、
結果としてそういう伝わり方しちゃうってコト有るから、
雑誌やネットの情報を鵜呑みって、
やっぱ危険なんだろうなぁ・・・・・・・・・・(^^ゞ
足付きなんてモノは、
実際に自分で乗って見なきゃワカりません!
と言う事でしょう!
ま、それはそれとして・・・・・・・・・・(^^ゞ!
足付き性向上には、十分効果有りと言って良い。
断言出来ます。
でも、話はそれで終わりじゃ無い。
バイク屋さんで作業を終えての帰り、
乗ってすぐ感じた。
走ってて、
車高が低くなっているってハッキリ体感しました。
驚きました、
想像もしなかった。
シート高がたったの15mm下がったのなんて、
乗って気になる事など無いと思ってました。
バイクのバランスってやっぱ凄い!
TRACERの良い所って、
快適性能とスポーツ性能の両立にあると思ってます。
その快適性能には、いろいろな要素があるんだけど、
『率直に乗って気分が良いっ』て要素も含まれている。
今回のローダウンにより、
その『率直に乗って気分が良い』ってトコが、
少しスポイルされてしまった感じがする。
走り出して、
『うわ~これ快適!』って感じる部分が減ってしまって、
なんか、
普通のネイキッドバイクに乗ってるのに近い感じになった。
ここからは、自分の推論に過ぎないのですけど、
つまり、
TRACERの気分の良さって、楽なポジションに加え、
アイポイントの高さに追う所が大であった・・・・・・
と言う事なのでは無いだろうか!?
恐らくこれはTRACERに限らず、
多くのアドベンチャー系バイクに共通してるのではないのか?
アドベンチャー系バイクのシート高が高いのは、
ヨーロッパ向けの仕様をそのまま持って来ているからだ!
と思っていたのだけど、
そればかりでは無くて、必然があるからシートが高いんだ!
何故なら、
気分の良さと言う快適性の重要な部分は、
シートの高さが寄与してるから!
まぁ、自分の憶測に過ぎないのですけどネ。
TRACERローダウンの結果、そう思った訳です。
アドベンチャーバイクに興味があるけど、
足付きが心配という皆さま。
悲報です。
シート高の高さには、ちゃんと意味が有ったのです。
(まぁ、ここに書いたのはその理由のひとつに過ぎないのだろうけど)
しかし、
ローダウン化によって得られた安心感は大きな価値が有る。
それは、紛れも無く事実。
それで、お前どうするんだ?
戻そうと思えば、戻せるんだろう?
と聞かれたら!
バイクにとって、乗って気分が良いというのは命に等しい。
しかし、新たに得られた安心感も捨てがたい。
気分の良さか?、実用上の価値か? そこが問題だ!
ですので
もうちょっと、乗ってみて考えます。
申し訳無いのですが、
今はそのようにお答えさせていただくしか
無いのでございます。
←前の記事へ | 次の記事へ→ |
YAMAHA MT-09 TRACER TOPへ戻る | |
バイクとツーリング TOPへ戻る | |
---|---|
サイトのTOPへ戻る |
コメント