勇気を出して、第2のトンネルを越えて行く。
特にこのトンネルは、なんだかイヤだ。
第2のトンネルである。
この先、ダム湖に沿って道があるようなので、
行ってみましょう。
このトンネル、思ったより長い。
照明なんて親切な設備など有るハズも無く、
真っ暗である。
ダム湖に近いせいなのだろう、湿気が多く、
霧のようなモノが、立ち込めている。
トンネルだから、綺麗な円筒形の内壁なのだが、
途中、幅も高さも妙に広くなって、壁が凸凹してる所がある。
ヘッドライトの光で浮かぶ、壁の凸凹、それの影・・・・・・・・
なんだかゾっとしてしまった。
出口が見えて来たから写真を撮ってみたら。
こんなである。
オカルト話には、あまり興味無い方だけど、
夜、ひとりでここに来るのは絶対にイヤだと思った。
ダム湖に沿って進む。
トンネルをの先は、ダム湖に沿った道があります。
立派な橋が架かってます。
対岸に見えるのは、さっき通った堤防ですね。
こっちから見ても寂しい景色だ。
なんだか少しイヤになって来た。
少し進むと、舗装路はここまで。
オフ車だし、
普通なら嬉しい未舗装路なのだが、
ぶらり気分なので、
Gパンにジョギングシューズという軽装でる。
ま、
4輪のワダチもあるし特に問題は無いでしょう。
さらに進むと、小さな橋が架かってる。
橋のたもとには、苔むした階段がある。
この階段も、
長い事人など通ってないんじゃないかな?
ガレてる訳じゃ無いスけど。
次第に4輪の走った痕跡が薄くなって行く。
ここから先は、急な下り坂になってる。
4輪の痕跡も皆無のようだ。
オフ車で来ているのだから、
通常ここは、
『お楽しみの、始まり始まり~♪』
って気持ちになるハズ。
でも、今日は。
何故か気乗りしない・・・・・・・・
時間が無い・・・とか。
ブーツ履いてこなかった・・・とか
心の中で、
言い訳をしているじゃないですか・・・・・・・・・・・・・・(^^ゞ
実際、
この先どうなってるのか確かめたいという好奇心よりも、
もう早く、
この場所から離れたいという気持ちが強かったのだと思う。
割とあっさりと引き返すのである。
砂利道の向こうに、ダムが見える。
未舗装路が楽しく思えないなんて
・・・・・・・・・ショック!
そんなこんなで、今市ダムを後にしました。
あんなにどんより重たい空だったのに、
10分も走れば、雲は切れ青空が見えて来ました。
さらに走れば、快晴となり夏の日差しが照りつけます。
それで、元気が戻って来たのか、
ちょいと小腹がすいて来た。
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