くらもちふさこ いつもポケットにショパン てっきりピアノのマンガだと・・・

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くらもちふさこ先生の
『いつもポケットにショパン』についての記事を書きました。

NHKの朝ドラ『半分青い』にチラっと出てきて、
30年ぶりに注目されました。

自分も随分久しぶりにに読んでみた!
コンンクールの優勝を競うような、
スポ根的ガチのピアノマンガかと思ってたけど違う!

実際、この話はファンタジーなんですね。

初  稿:2018年5月

<<目 次>>

  1. いつもポケットにショパン・・・作品について
  2. 女子受け抜群要素てんこ盛りのエンターティメント作品
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いつもポケットにショパン・・・作品について

作品概要

ガチのピアノマンガだと思って読むと、
ちょっと捉えどころの無いストーリーだな・・・
なんて思うしか無いのだけど、
ファンタジーだと思うと、しっくり行く。

呪いによって凍らされた彼の心を、愛の力で溶かす物語。

そんな話、童話かなんかにあったよね?
『氷の女王』とかそんな感じ・・・・・

ネットで調べる・・・・・あーこれだこれだ
アンデルセンの童話で『雪の女王』という作品がある。

Wikipediaによれば、
悪魔の呪いにより心を凍結させられ、
そのうえ雪の女王に連れ去られてしまった彼。
ヒロインは苦労して探し、熱い涙で凍り付いた心を溶かす。
おぉ、確かにこれだ!

いつもポケットにショパンのストーリーは、
その『雪の女王』の話を下敷きに作られている。


カイ少年とか鏡の破片って言葉が出て来る。
くらもち先生も『雪の女王』との関連を隠そうとして無い。


コミックス1巻トビラ絵。
子供時代の麻子ときしんちゃん。
ピエロ服のように見える衣装は、
ファンタジー世界の住人である事を現しているのか?

くらもちふさこ いつもポケットにショパン Kindle版より

雪の女王を下敷きにしたファンタジー。

って、だけでなくて、
このマンガ!
とことん読者を楽しませる事を考えた、
エンターティメント作品だった。

80年代と言うよりは、70年代文化の完成形だね。

連載期間は、1980年2月~1981年7月。
筆者はリアルタイムで読んでいます。

全ての10代の人達への応援歌とも言える、
メッセージ性の強い『おしゃべり階段』と違って、
ガールズドラマ要素てんこ盛りで、
昭和の少女達をとことん楽しませる気満々の、
キトキトこてこての究極エンターティメント作品だ

そこにあるのは、80年代文化と言うよりも、
完成された70年代文化の世界。

どの辺の70年代文化かと言えば、
当時の大映TVなどで製作されていた、
ガールズドラマって多々あります。
例えば、名高い『赤いシリーズ』とかね!
ちょっと時代は下がるけど、『スッチー物語』とかね!
女子受けバツグン要素をタップリ盛ってあるヤツ!

『いつもポケットにショパン』における、
ガールズドラマ要素とは!?
そのあたりを、
少々説明させていただきたいと思う訳です。

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