黒柴犬・静(しず)の闘病記(4) 日常へ還れ 2017/秋~冬

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日常に帰れ。

秋の夕暮れに思う事。

週末になれば、出会いの森公園へ行く。

この日の出会いの森公園は、
絵に描いたような秋の夕暮れだった。

夕映えの中を歩く。

幸せってヤツは、
こんな平穏な日々の中にこそあるのだと、
しみじみ思った瞬間ですねェ・・・・・・・(^^ゞ

静が居なくなっても、
俺は、
寝て起きて仕事行って、
風呂入って酒飲んでメシを喰う。

要するに、以前と何も変わらない生活をしてる。

時折、
静の事を思い出して、
淋しさを覚えたりはするものの、
それはそれだよ。

俺の暮らしは、何も変わらないし、
増して世の中は、何一つ変わらない。

死んだのが人間だっとしても、
さしたる変わりは無い。

もしも、俺が死んだところで、
もしくは、どっかの偉いさんが死んだとしても、
まわりの人達は変らずに生きて行く。
世の中だって、なにも変わらず回って行く。
それで当然じゃないか!

人間なんて、そんな物!

そう思うと、なんだか凄く気が楽だ。
肩の荷が降りた気がする。

訳の分からない事の為に、
命を削るほど頑張ったってしゃーないね・・・・・・(^^ゞ

もう、好きな事楽しい事を一番に考えて、
生きて行っても良いんじゃないか!

そんな事を考えてるのは、
多分、秋の夕暮れだからだね・・・・・・・・・(^^ゞ

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