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お伊勢参り2日目。
内宮、おかげ横丁、夫婦岩。
いよいよ神宮のコアな部分にアプローチ。
平成6年のお伊勢参り(2)内宮・おかげ横丁・夫婦岩・参宮線
伊勢うどん、手こね寿司など。
食べる方でもコアなトコです。
内宮
五十鈴川・宇治橋
さあ、宇治橋を渡り、五十鈴川を越えましょう。
いよいよ内宮へお参りさせていただきます。
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身が引き締まる気がします。
宇治橋から五十鈴川を眺めます。
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禊の場所です。
五十鈴川の水で身を清める。
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想像するに、
古い時代は、ここで全身水に浸かって身を清めないと入れなかったのだと思います。
今は、普通に手水舎があるので、ここで清めなくても大丈夫です。
それでも、ここで川に水に手を付けてから進む人が多いように思います。
もっと神宮を行く。
巨木ですなぁ。
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この上がコアな部分です。
写真撮影は石段の下までです。
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心を静めてお参りしましょう。
60年ごとの遷宮で建て替えられてきた建築物。
構造自体は1000年以上変わっていないハズです。
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1000年以上、これを維持して来た。
今まで、どれだけの労力とコストをブチ込んで来たのか?
何の為にそれを続けているのか?
とても考えの及ぶ所ではありません。
別宮・荒祭宮
神宮の建築物は、だいたいがこんな感じですね。
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50年くらい前なら、田舎の農家でも見かけた茅葺屋根。
神宮の建物はそれよりもずっとシンプルな感じで、
茅葺屋根って竪穴式住居から発展して来たんだね・・・・などと思い至る。
縄文時代から連綿と続く日本って訳ですなぁ!
そういう気分に浸る為のお伊勢参りです。
この日の自分は、すっかりまっとうな日本人になったつもりでした。
おかげ横丁
こっちは江戸時代です。
参拝あとの楽しみは、おかげ横丁ウロウロです。
土産を買ったり、グルメを楽しんだりしよう。
江戸時代みたいな街並みを散策する。
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実際に、江戸期や明治期の建物も多く残ってるようです。
スタバだってほら、この通りです。
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残念ながら、中に入る事は無かったけど。
この通りは、お店も多くて人通りも多く賑やかです。
外国人も柴犬も歩いてます。
ここを歩くのは、かなり楽しいですよ。
松阪牛・伊勢うどん・手こね寿司
松坂牛のステーキです。
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和牛の良い肉なら、塩コショウで焼いて山葵醤油・・・・なんてのが一番です。
ところがコレは、甘辛く味付けされてます。
これは本来ステーキ丼のアタマの部分だからです。
これで5000円近いプライス。
自分ひとりなら絶対に頼む事は無いだろうなぁ~・・・・・・・・・(^^;
そして伊勢うどん。
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せっかく来たなら、1度はいただきましょう。
うどんの一種とは考えずに、伊勢うどんという独立したカテゴリー!
そう考えましょう。
柔らかいうどんに甘辛い醤油味は、独特の美味しさがあります。
手こね寿司。
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カツオの鮮度の良さにはオドロキでした。
おかげ横丁には、他にもグルメな物沢山あります。
堪能して下さい。
伊勢湾・夫婦岩。
謎の城発見!
内宮を後に、バスで二見浦方面へと向かいます・
おおっ前方に謎の城郭出現!
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これは、伊勢忍者キングダムとかいう観光施設のようです。
あの天守閣は安土城のそれを忠実再現・・・・らしいですよ。
やがてバスは海沿いへ至る。
バスを降りて夫婦岩方面へ行こうにも、
謎のショッピングモールみたいのを通らないと行けない。
そういう所は、なんだかなぁ~・・・・・・・な感じ・・・・・・・・(^^;
夫婦岩。
夫婦岩です。
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青空に白い波・・・・・写真で見ると綺麗ですが、
風が強く冷たく、とにかく寒かった。
波も強くて、波打ち際の遊歩道はビショ濡れでした。
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荒波で思い出した。
猿田彦の神が命を落としたのが、確かこの辺の海だったように思います。
海に潜って漁をしていて、貝に手を挟まれて浮かびあがれず溺れた・・・と言う事です。
二見興玉神社の脇に、巨大な貝殻が展示してありました。
重量200~300Kgのあんな貝に手を挟まれたら、浮かび上がる事は無理でしょうな。
しかし不審な話です。
猿田彦の神は、降臨して来たニニギの命ご一行を向かえに行った神様だから、
天孫降臨の功労者です。
それって穏やかな話じゃ無いですよ、猿田彦は国津神ですから、
天孫降臨ご一行の天津神とは本来敵同志。
それを迎え入れた猿田彦は裏切者って事になりますよ。
日本の国会議員なのに、特定の外国の国益の為に働いているとか。
国内の勢力争いに勝つ為に外国の軍隊を迎え入れてしまったとか。
猿田彦の行為は、そんな行為ですよ。
その後、猿田彦はウズメの命を妻として伊勢の地で暮らしたようです。
ウズメの命は、天の岩戸でエッチな踊りで神々を魅了した神様ですから、
さぞかし美貌の女神様だったのでしょう。
裏切りの褒美に美人のウズメを与えられた・・・・と解釈出来きます。
でも、猿田彦の不審死。
裏切らせておいて、後で切る。
悪の組織の常とう手段です。
ウズメは褒美なんかじゃなくて監視者で、猿田彦の死に関与していた。
それでストーリは1本につながる訳です。
神話の中の大和朝廷って、こんな感じの悪の組織的な話が多くて、
なんだか好きになれません。
関わった国津神は、ほとんど不幸な運命に落とされてるような気がします。
猿田彦と言えば、手塚先生の火の鳥ですよねェ・・・・・(^^;
二見浦から参宮線て戻る。
夫婦岩付近のこの海岸は二見浦と呼ばれるようです。
こちらは、夫婦岩近くの天の岩屋。
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海岸線から、つらつら歩いてJR二見浦の駅へ。
旅館や土産屋の並ぶ道であるが、
既に寂れておかげ横丁のような賑わいは無い。
二見浦の駅で改札を通ろうとするが!
なんとスイカの範囲外で現金でキップを買わないといけない!
JRの駅でも、そんなの有りなんですねー。
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1枚のキップで大人2名分って、なんだかすごーい・・・・・・(^^;
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ディーゼル2両編成に乗って、伊勢市に戻る。
まとめ!
もう、話すような事もあまり残っていませんヨ。
2夜目の夕食は、外に出るのも面倒になって部屋飲みで済ます。
伊勢市駅前はデパートもスーパーも無いので、
和食さとのテイクアウトとファミマでテキトーに済ます。
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外食ばかりに飽きてしまって、こんなで十分でした。
明けて最終日。
復路も同じルート。
伊勢鉄道で名古屋からは新幹線。
伊勢鉄道はかなり混んでいた、やはりここは近鉄がデフォでしょうなぁ。
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土産のへんば餅・・・・・・新幹線で食べてしまったけど。
写真撮り忘れたけど、赤福も買って来ましたよ。
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同じくお土産 おかげ犬サブレ。
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体調などでお伊勢参りに行けない人が、代わりに飼い犬にお伊勢参りをさせる!
江戸時代には、本当にそういうのあったらしいのです。
お伊勢参りに行かされる犬が『おかげ犬』だとか・・・・・・・・・(^^;
もちろん人間の手助けは必須で、お伊勢参りの人達が面倒を見たようです。
江戸の町民らしい粋な話ですがねェ。
行かされる犬は、たまったモンじゃないですよ。
まわりの人が面倒を見たと言っても、東京と三重県を徒歩で往復。
生還率・・・・ほぼゼロだったんじゃないかなぁ・・・・・・・・・・(^^;
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