2019年夏のツーリングは、
岩手/青森/秋田を中心に東北を走る。
ツーリングも終盤戦。
山形の湯田川温泉と最終日の行程を記載してます。
初 稿:2019年8月
2019夏・北東北ツーリング (4) 湯田川温泉~フィナーレへ
◆◆◆ 目 次 ◆◆◆
1.北岩手快走と久慈あまちゃん巡礼 2019夏 北東北ツーリング(1)
2.下北半島周遊 尻屋埼・大間・恐山 2019夏 北東北ツーリング(2)
3.八甲田・十和田湖・八幡平・田沢湖 2019夏 北東北ツーリング(3)
4.湯田川温泉・由豆佐売神社・その他 2019夏 北東北ツーリング(4)
5.ツーリング総括・データ編 2019夏 北東北ツーリング(5)
4. 湯田川温泉・由豆佐売神社・その他 2019夏 北東北ツーリング(4)
4-1. 由豆佐売神社・湯田川温泉(1)
湯田川温泉のほぼ真ん中にある外湯は、
『正面の湯』という名前である。
その『正面の湯』の向かいの路地に入ってみる。
鳥居が見えるので、
ああ・・これは参道なのだ・・・と気付く事になる。
由豆佐売神社「ゆずさめじんじゃ」である。
創建はなんと白雉元年、西暦なら650年、
1300年以上昔の時の彼方だ。
石段は苔むしているが、境内はきちんと手入れされている。
手水舎でも、ちゃんと水が流れていた。
石段を登って行く。
この建物、
本堂かと思ったが、後から調べたら拝殿であった。
本殿は、石段を登ったさらに奥にあったようで、
見られなかったのが今でも残念だ。
1300年以上の歴史、それは神社としての年月。
古い神社は、それよりも古い時代から信仰の場である事が多い。、
ここも多分そうなのだろう。
自然にそう思える、ここはそんな場所なのだ。
拝殿の下の石段から、参道を見下ろす。
この場所、なんだか懐かしい感じがする。
子供の頃住んでいた町の小さな神社を思い出す。
年に何度か町内の皆が集まって掃除した・・・・・みたいな、
もしかするとここでは、
そういう事が1300年以上続いているのかもしれない。
石段を降りて、温泉街の方へ戻ろう。
4-2. 温泉街について・湯田川温泉(2)
参道を温泉街へと歩くと『正面の湯』へ戻る。
あぁ、神社の正面だから『正面の湯』なんだ。
昨日の夕暮れ。
宿の下駄をつっかけて、角の酒屋へビールを買いに行く。
この『正面の湯』の前。
ジャージを着たJKふたり、夢中で何か話し込んでる。
小さな子供を連れた女性が入って行く。
まるで、昭和の時代のホームドラマだね。
夕焼け空。夏休みの1日。
『正面の湯』の向かいは足湯になっていて、
そこに『藤沢周平』と記されたカンバンがある。
『藤沢周平』ゆかり・・・と言う事で、
ちょっと小説風に書いてみたつもり・・・・ですが!
どうでありましょうか?
小説風になっていたでしょうか?
『藤沢周平』の小説の中には、
架空の東北の小藩『海坂藩』を舞台とする作品群があります。
『たそがれ清兵衛』『武士の一分』『蝉しぐれ』など、
映画化された作品も多いですね。
その中に、この湯田川温泉が出てくる作品があるって事です。
1300年前からの温泉地ですので、
江戸時代は、湯治場として栄えたのでしょう。
で、この湯田川温泉。
温泉街とは言いますけれど、
5分もあれば端から端まで歩けてしまいそうです。
建物は、高層ビルなど皆無で多くは2階建て程度、
その建物のほとんどが、
昭和の時代から存在している感じです。
宿で持ち込みOKと言ってくれたので、
角の酒屋で地ビールを買って来ました。
風呂と夕食の間の幸せな時間ですねー
こじんまりとした静かな温泉街。
良い意味の昭和が残ってる、
居心地の良い空間でした。
↓湯田川温泉観光協会公式サイト
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