老犬になっちまった柴犬の零と暮してます(4) 2020/11月~12月

スポンサーリンク
スポンサーリンク

2020/12 クルマ椅子本格稼働。いよいよ介護っぽくなる!

説明が重複するかもしれませんが、ここでクルクル行動について記述しておきます

犬の認知症の症状のひとつと言われます。
麻酔が覚め切れ無くて朦朧としてる時なども起きる事があります。

わんこが、同じ場所で一定方向にクルクルと回り続ける。
これがクルクル行動です。 

驚く事に、弱ってるハズなのに何時間でも続けます。
しかも、本人は楽しんでたりする場合もあります

体力の続く限り回り続けると思って良いようです。
点滴後のクルクル行動の場合、せっかく点滴で入れたエネルギーをコレで使い切るのかよ!?
なんて思ってしまいます。 

零の1日は、『寝てる』『クルクル行動』の繰り返しです。
その合間にごはんを食べる・・・・食べさせてもらう・・等の行為が入る訳です。 

目が覚めるとその瞬間から、くるくる行動の衝動にかられるようです。
もう自分で立ち上がれないので、ガサガサともがく訳ですが、
これは『床ずれ』の原因になるので、即刻止めないとダメです。
『床ずれ』など起こせば、介護は一層困難になるので。
絶対にそこに持ち込まれる訳に行きません

零が目が覚めてガザゴソ始まったら、
即クルマ椅子に乗せて、クルクル行動をさせるしか無い
寝てる時間は、短くて30分、長くて120分くらいです。
クルマ椅子でクルクルさせるのは20分から30分くらい。
これが24時間続きます。

それを自分と妻で、午前中だけ自分の母親に助けてもらいました
妻は在宅勤務なのですが、零の介護との板挟みになり、時々テンパってます。
なので夜は、出来るだけ自分が対処するようにしてました。
夜、4~5回起こされて、零をクルマ椅子に乗せてクルクル行動させます。
日を追って疲れが蓄積して来る訳で、昼間職場で寝落ちする事件多々発生
バレないハズが無いのですが、見ないフリされてました。
日頃からグータラ社員で良かったと言えますね(笑)

右下で寝かせないと寝てくれない

左下で寝かせた場合。

前述してますが、首が右へ右へと曲がってしまいます。
この状態だと眠ってくれません。

右下で寝かせると!

首が右へ向く事は出来なくなります。
この寝方なら眠ってくれます。

要するに、右下でないと眠れない。
と言う事です。

床ずれを防ぐ為に左右均等に寝せる配慮をしていたのですが、
それが出来なくなりました。

床ずれに至る可能性が増してしまったんですね。
これで、一層目が離せなくなりました。

こんな状況ですが、良い事と言えば。
食欲はあって、ごはんはしっかり食べてくれます
ウンチも健康的なヤツを1日2回程度。

食べて出てが正常なのは、随分安心感があります。

スポンサーリンク

時には外の空気を吸う。太陽の光を浴びる。

散歩は引退しましたが、
天気の良い日は、ちょっとだけ外に出ます。

庭の芝生・・・・と言ってもタタミ一帖程度しか無い。
日光浴。

もう、介助無しでは立ってらないのに、
歩きたいと言いますね。

くるくるしようとして、足にまとわり付いちゃう。

でも、外に出るのは楽しいようです。

外に出した後は、しばらくニコニコしてます。

運動の主体は、クルマ椅子に!

家の中での運動。(クルクル行動)
ほぼクルマ椅子ONLYです。

調子の良い時なら、クルマ椅子に乗せれば自走可能です。
クルクル行動は変わりません。

イマイチ制御できないようで、
すぐ、廻りの物につっかっかって止まります

クルマ椅子は介護の負担を随分と軽くしてくれました
が、
自走してくれるのは調子良い時だけだし、
すぐつっかえて止まるので、
結局人が付いていないとダメなんですよね。

クルマ椅子運動・・・自動化を試みるものの・・・・

なんとか、ひとりでクルクルしてくれないか?
トライしてみました。

どうせ同じところをクルクルするだけなのだから、
ルートがブレないようにすれば良いのでは?

中央にウェイトを置いてリードでつなげば、ブレずにこの場所でクルクル出来るカモ!
というプランを試してみましたよ。 

おっ!? 結構行けるカモ!

3周くらいは綺麗に回ります!
が、
内側に切れ込み過ぎて止まっちゃいます。
う~む残念。

なんだか、こんなのばかりです。

こういう事って、めげずに試行錯誤を繰り返さないと、
突破口は見つからないのでしょうけど、
こっちもそこまでの元気が無く、早々にあきらめてしまいました。

結局、人が付いてます。

やれやれです。
この時期が一番大変な時期でしたね。
こっちも疲れてましたね。

2020年も暮れて行きます。

いつの間にか、クリスマスが来てました。

年末年始の休暇に入ります。
相手が人であれわんこであれ、介護などしていると休暇はとても有難いですよ。

老犬・零、なんとか年を越せそうです。

2020年が行ってしまおうとしてます。
コロナ騒ぎと零の介護だけの1年だったなぁ。
これほど遠出しなかった年は今までに無いです。

来年は良い年になりますように、切に願いました。

黒柴犬静の闘病日記へ戻る
柴犬・キャンプと旅 TOPへ戻る
サイトのTOPへ戻る

コメント