古賀志山 第1登 2012/12 晩秋

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今は、2012年の12月です。
数年ぶりに古賀志山に登ります。

一般的には、古賀志山に登るなら、
宇都宮市森林公園からのアプローチになります。
北コースと南コースがあるようですが、
今日は北コースから登ります。

この道は、今では、
多くの登山客が訪れる登山道です。
ですが、
30年前は、人影など滅多に見ない、
なかば見捨てられた林道だったのです。

訪れる人と言えば、
金も無ければ将来の展望も無い、
当然女の子に縁なんて無いけど、
ヒマだけはたっぷりあった、
アナーキーなオフロードバイク少年くらいのものでした。

そんな感じの、
ややノスタルジックを含んだ、登山レポートです。

初 稿:2012年12月

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古賀志山 第1登 記念すべき最初の登頂!

登山道入り口から

登山道入り口です。
30年前のオフロードバイク少年にとっては、
林道入り口でした。

ワクワクしながら入って行くって点では、
今も、変わり無いですね。

ここから山頂まで、
2.3Kmと案内版に書いて有ります。
駐車場からここまで、
どう考えても0.5Km以上ありますので、
今日の工程は片道3Km弱ってとこですかね。

ちょっと歩くと、木で出来た橋があります。
舗装路はここまで、この先グラベルです。

登山道に30年前の面影を見る。

またちょっと歩くと、
道が崩落した場所にでます。
道を直角に沢が横切っています。

ここ、
30年前にすでに難所でした。
当時すでに、
道を沢がえぐって段差を作っていました。

当時のオフロードバイク少年達は、
ストイックな生き方をしていたので、
そういう場合ライディングテクニックに頼らず、
もっぱら体力に任せて難所をクリアーしました。

簡単に言えば、
登れなくなったら仲間全員でバイクを押す!
・・・・・という方式でした。(笑)

どうも、
ライディングテクニックが向上しないのは、
根本がそういう所に有るからのようです。

ぶっといパイプで水の道を作ったりして、
何度か道の修復をしたけど、
自然の力は偉大スねェって状態のようです。

ガレ道が続きます。
写真では、ちょうど良いガレ具合に見えるカモですが、
普通にオフロードバイクで走れないくらい荒れています。

アスファルトの舗装が崩落した場所です。
これこそ、
かつてここをタイヤ物が走った証拠です。

湧水ポイントです。
すごい綺麗で冷たい水。

コップが用意されてます。
飲めるようです。

このあたりは、林道の面影が残っています。

ちょっと開けた場所に出ます。
休憩所になってます。

確かここが、
かつての林道の終点だったと思います。
(つまりここまではバイクで来れた)

しかし、あれだねェ、
道路ってのは、
人間が維持する事をやめたら、
こんなにも荒れてしまうんだねェ。

さてここからが本番だ!

ここまでは、
荒れて足場が悪い以外はさしたる苦労も無く来れました。
さあて、
こっから登山って感じになりますゼ~。

傾斜が、キツクなりましたねェ。

こんなトコ行くのかぁ~。
(ここも結構傾斜あるんですヨ)

おお~、まだまだ登るんだねェ~

登りのキツさは、ココが一番でした。

登り切ると、尾根に出たのか、
風がピューピューです。
『山頂まで20分』の案内有りです。

一瞬ラクになったと見せかけて!
(この写真は帰り道に撮りました)

まだ、キツい登りです。

これがラスボスでしょうか?

甘かった、もっとキツいの来ました。
サポートのロープが張ってあります。

やったぁ~!山頂だぁ~!
、ようやく到着です。

これだけの事なんですがやりとげ感あります。
ヤッタ!ヤッタ!俺はヤッタぜ!

下界一望
この、景色を見に来たんだ~
ヤッホ~

山頂では、
20人くらいの人が休憩していました。

それぞれガスのストーブを出して、
コーヒーを入れたり、
ラーメンを作ったり。
そういう事しちゃう気持ちわかりますネ(笑)

自分も次は、
おにぎりくらい持ってくるかな♪

登山道の入り口から、
ほぼ1時間も掛かってしまいました。

まずは、
山頂までは来れたものの、
自分の体力のショボさに愕然!

ヒザはカックン、
太ももパンパンです。
ちょっとなんか、
考えないとマズい・・・・・ってつくづくです。

とりあえず、
下りはユックリ行きましょう。

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