今回は、イモビキーの合鍵の話です。
TRACERの合鍵を作った顛末をUPしときます。
もしかしたら、何かの役に立つかと思いまして・・・・・・(^^;
初 稿:2019年10月
イモビキー複製 for YAMAHA MT-09 TRACER
◆◆◆ 目 次 ◆◆◆
1.イモビキーにおける合鍵の作製とは?
1-1.イモビキーの合鍵は、普通のホムセンでは出来ない。
昔は、
バイクの合鍵などその辺のホムセンの片手間仕事で、
数百円も出せば作って貰える代物でした。
先日の話、TRACERの合鍵を作りました。
今やバイクの合鍵ってそんな簡単な話じゃ無いんです。
鍵が昔の物と違っていて、
イモビキーという情報管理された鍵だからです。
昨今のバイクにこのタイプ多い。
では、どうしたら良いのか?
と言うのがこの記事に書いてある事です。
1-2.イモビキーってこんなです。(TRACERの場合)
TRACERに限らず、
最近のバイクはみんな似たようだと思います。
鍵はイモビキーと呼ばれるチップ内蔵の物で、
そのバイク個体に登録されたキーでないと、
エンジンが始動出来ないようになってます。
ヤマハの場合は、
新車購入時には、鍵は3本添付されて来ます。
マスターキー(赤キー)が1本。
この赤キー。
普通に鍵としても使えますが、
標準の鍵をバイクに登録する時に使います。
鍵の元締め、まさにマスターキーです。
ですので、
赤キーを紛失・・・・・などと言うのはかなり深刻な事態です。
標準キー(黒キー)が2本。
エンジンを掛けたり、ハンドルロックをしたりと、
通常の使用は出来ますが、
バイクにキー情報を登録する事は出来ません。
今回の話は、
黒キーのうちの1本を紛失したので合鍵を作る!
・・・・・という内容です。
ざっとネットで調べると、
イモビキーの合鍵って、
平気で1万円以上の費用がかかるみたいです。
なかなかのお値段です。
その辺も含めて、いくつかの手段を検討します。
1-3.もしも赤キーを紛失した場合どうなるの?
マスターキー(赤キー)を紛失した場合。
本質的には、全ユニット交換です。
国産バイクの場合その費用は、
普通のバイクショップで8万円~・・・・くらいのようです。
鍵屋さんのほうが少し安く上がるかもしれません。
(※鍵屋さん談)
いずれにしてもなかなかの出費です。
外車なら、さらに大変なんでしょうね。
※黒キーが残っていれば日常ユースは可能ではあります。
2.黒キーの合鍵を作る方法3選。
2-1.黒キーを紛失した場合(1)最低コスト狙い。
イモビキーの合鍵作成で、
最も低コストと思われる方法はコレです。
(1)ブランクキーを入手する。
(2)鍵屋で削ってもらう。
(3)自分でバイクに登録する。
ブランクキーはネットで数百円~2千円程度。
削り代も同じくらいだと思われますので、
3千円程度で上がりそうです。
当然の事ですが、
確実に自分のバイクに合うブランクキーを、
調達する必要があります、
バイクへのキー登録方法はネットで探せば見つかりそうです。
自分で試した訳じゃ無いのでリンクは張りませんけどね。
キー登録する時には1度すべてがリセットされるので、
手持ちのキーを全て登録する必要があります。
その辺はもちろん自己責任になります。
持ち込みキーの加工をイヤがる鍵屋さんも多いとの事なので、
事前に鍵屋さんに目星を付けて置いたほうが良さそう。
安く上がる方法は、ちょっとハードル高いですね。
事前調査や部材の調達、
鍵屋への依頼にバイクへの登録作業など、
手間も時間も掛かりそう。
行動力と時間はあるけどお金は余りない人!
そんな人なら挑戦しても良いのでは?
ただ、ネットでもブランクキーが入手し難くなってる感じもありますね。
2-2.黒キーを紛失した場合(2)少しコスト圧縮出来る方法。
上述の方法ほどでは無いですが、
多少は安く上がる方法です。
ネット上の格安の鍵屋さんに依頼するって方法です。
この場合、鍵を送って複製を作って送り返してもらって、
バイクへの登録は自分で行う・・・って感じのようです。
(鍵の写真で作ってくれる所もあるみたい)
費用は、5千円~くらいのようです。
ブランクキーは用意してもらえるので、
(1)の方法よりはひとつ作業が少ないです。
が、郵送などでの鍵のやり取りが必要だったり、
費用の振り込み確認後の作業開始でしょうから、
そこそこ日数かかりそうです。
バイクへの登録作業も自分でやらにゃならん。
その時点で、何かアクシデント発生って事も有りうる。
悩ましいですね。
2-3.黒キーを紛失した場合(3)普通に業者に依頼。
最後は、普通に業者に依頼するという方法です。
バイクショップでも引き受けてくれる所も有るでしょう。
でも、結局鍵屋に下請けに出す事になります。
単純に鍵を複製すれば良い話なら、鍵屋に頼んだ方が話早いです。
自分は、上記(1)(2)の方法も含めて考えて悩んだ挙句、
ネットで探した良さげな鍵屋さんに依頼する事にしました。
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