春爛漫・桜満開、広島・萩・出雲の旅(3)八雲立つ出雲編

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旅の3日目は、いよいよ本命出雲です。
出雲大社、稲佐の浜など神話的世界を巡ります。
昼は出雲蕎麦、夜は玉造温泉の温泉宿を楽しむ。

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2025/4/5 春爛漫・桜満開、広島・萩・出雲の旅(3)八雲立つ出雲編

出雲。出雲大社。
長い間行ってみたいと思っておりました。
念願の出雲は、春爛漫の花盛りだった。

出雲を巡ろう。

本日のルート。

この旅のメイン、出雲巡りです。
出雲大社、日御碕神社、稲佐の浜、須佐神社などを巡り、
宿泊は玉造温泉の温泉宿、存分に自分を癒す所存。

移動距離も100Km程度ですので、移動の負担もありませんね。
出雲をゆっくりと楽しむ所存です。

出雲大社。

参道から大社へ歩く。

神門通りから大社の鳥居方向へ歩きます。
勢溜の大鳥居です。
まだ、朝の時間帯で人影まばらです。

鳥居に向かって坂を上がって行きます。

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R431を渡って、勢溜の大鳥居です。

鳥居をくぐると、今度は下り坂です。

鳥居をくぐると、今度は下り坂です。
と、言う事は鳥居の前、R341のあたりが一番高い場所になります
土手のようになってると言えるでしょう。
おそらくこれを結界として俗界と神域を分けてるのでしょう。

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松の参道です。

松の根っこ保護の為、両サイドを歩く・・だったと思う。

開放感がすごい。
古い神社って、大抵は鬱蒼とした森に囲まれてるものですが、
出雲大社はとても見通しが良く明るい。

銅の鳥居、拝殿。

銅鳥居です。
出雲大社の中心部に入って行きます。

鳥居の先の参道が直線になって無い?
微妙にオフセットされてる?

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拝殿です。

有名な、太っいしめ縄です。

拝殿の奥が八足門・・・本殿はこのさらに奥です。

八足門の上にチラリと本殿の屋根飾りが見てます。
残念ながら、本殿に一般人は入れません。

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ずっと見てみたかった、出雲大社の本殿です。

そして、出雲大社の本殿と言えば、
超有名なのが、謎の内部の配置ですぜ。

※上図は、出雲大社公式サイトからお借りしています。

何が謎か?
(1).主神の大国主の命は板に仕切られて正面から見えない
(2).主神の大国主の命は向かって左に90度横を向いている。
なんで、そっぽ向いてるの?
なんで、左からぐるりと回りこまないと行けないような場所に居るの?
しかも途中に、ヤバそうな5柱の神様が居るではないか?
そんな感じでしょうよね。 

ヤバそうな5柱の神様とは!
(1).天之常立神(別天津神)
(2).宇麻志阿斯訶備比古遅神(別天津神)
(3).神産巣日神(造化三神・別天津神)
(4).高御産巣日神(造化三神・別天津神)
(5).天之御中主神(造化三神・別天津神)

アマテラスやスサノオの前の世代がイザナギとイザナミ。
それよりさらに数代遡って別天津神。
その中でも最古の3柱が造化三神であります。

古事記って『アメツチのハジメ・・・・』で始まりますが、
その時一番最初現れた神様が天之御中主神
アメノミナカヌシのミコト。
正体不明の謎の神様とも言われますが、
最高位の究極神との説も有る。  

高御産巣日神は、本来の最高神・皇祖神とも考えられる神様。
神産巣日神は高御産巣日神とペアって説もある神様

大国主の命の目の前に控えるのは、
アマテラスよりもイザナギよりも古い、
最強オールスターズなメンバーと言えましょう。

で、まぁアレですって、
自分のようなへそ曲がりは『出雲大社ラビリンス説』ですよ。

大国主の命の怨霊化を恐れた天津神界隈は、
出雲大社という壮大な神社を作り大国主の命を祀り、
大国主の命の魂が出られないように迷宮(ラビリンス)化した!
最強オールスターズな先祖神の力も借りて
(そういう説もあるんですなぁ)

出雲だけじゃなくて、
大和朝廷の勢力拡大で排除された元々の土地の支配者達を、
怨霊化を恐れて祀った神社。
個人的には、そういうの意外に多いと考えています。
  
大国主の命は名前が残ったけど、
多くは名前さえ残ってないと思います。
天津神系が主神の地方の古い神社とかね。
そういう可能性高いんじゃないかなぁ。

天津神のやり口って結構ムナクソですし。
自分は一介の庶民だし、自称縄文系だし
心情的には滅ぼされた側に立ってますよ。
その上で、
古代にその土地であった出来事に思いをはせる
自分なりの神社めぐりの楽しみでもあります。

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西から東に向かって本殿を拝む。

本殿のまわりをひと回りします。

建築的な特徴が見られるショットです。

床の高い本殿に向かって、屋根付きのスロープ(階段?)
特徴的な構造であります。
  
↑の写真は、本殿を西から東に向かって見ています。
こちらサイド、もうちょっと北寄りの位置が、
大国主の命の正面にあたりますので、
その方向から参拝する人もいるそうです。

こんなに歴史の有る格式の高い神社なのに、
境内を、普通のおじさんが犬の散歩などして拍子抜け・・・・・・(^^;
これだけの神社なら普通そんな事許されないでしょう。
神社の雰囲気も開放的でフレンドリーな気がします。
 
それは矢張り大国主の命のキャラから来るのではないですかね。
白ウサギ助けた庶民派の神様だから
そう信じる事にしますよ。

詳細はこちらで!
↓出雲大社公式サイト。

出雲大社
縁結びの神・福の神として名高い出雲大社(いづもおおやしろ)の公式ウェブサイト。 御祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおか...

 

出雲大社・神門通り・・・雑景。

一畑電鉄大社線。
出雲大社前駅。

神門通りの出雲大社前駅です。
左は現役の車両、右が古い車両(展示のみ)です。
 
 
出雲大社境内のウザギ像。

境内のアチコチにウザギ像が配置されています。

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境内の桜。

丁度、桜が見頃でした。
 
 
境内の桜とウサギ像。

ホントにこの旅は、
行く先々で桜が楽しめました。
思えば社畜時代は、
4月上旬に旅行行くなんて有り得ないですもんね。 

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神楽殿の大しめ縄。

拝殿のしめ縄よりもさらに太いのです。
ひと口1000円で次の代のしめ縄代寄付出来ます。
  
  
日本3大蕎麦のひとつ!
出雲蕎麦です。

出雲大社のすぐ前のお店で食べました。
まぁ観光用なんでしょうね。
これを持って出雲蕎麦を語るってモンでも無いでしょう。


  
同じく出雲名物らしいです。
ぜんざい。

汁粉との違いが分からん・・・・・・・・(^^;  

 

出雲めぐり。

日御碕神社。

出雲大社から数キロ離れた、日御碕神社へ行きました。
道幅の狭いくねくね道を行かなければなりません。
 
これは楼門?

お寺の形式みたいな気も?
まぁ明治以前は、寺も神社もあいまいな物でしたから。
 
お参りします。

海のすぐそばです。
海側にも鳥居があります。

寄りくる神信仰でしょうか?
スクナビコナの神のように、
海を渡って来る神様を迎える神社だったのかもしれませんね。

↓公式サイト。

日御碕神社
日御碕神社の公式webサイト。御祭神は天照大御神と素盞嗚尊で、古くより「日の本の夜を守る」夕日の聖地として多くの方に崇敬...
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稲佐の浜。

稲佐の浜です。
出雲大社の西、1キロ程度にあります。

国譲りはここで行われた・・・・事になってますね。

屏風岩ですね。

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太平洋側のように、大きな波が来る事も無い。
静かな浜です。
そぼどの大きさもありません。

建御雷神は、
とつかの剣を波の上に逆さに突き立てると、
その切っ先の上に胡坐をかいて・・・・・
と言う具合に大国主の命を脅したって事です。
 
そんな事がこの浜であったのですねェ。

↓出雲観光サイト

稲佐の浜|国譲り神話とゆかりの地|出雲神話とゆかりの地|縁結びパワースポットと出雲神話|島根浪漫旅
国譲り神話の中で、建御雷神(たけみかづち)と大国主命が対面した場所。 日本のなぎさ100選にも選ばれている非常に景観の美...

須佐神社。

須佐神社。
須佐之男命を祀る神社です。

ひなびた里の神社という感じ。

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こじんまりとした神社です。
古さも感じるし、大切にされてる事も感じます。

本殿の構造を見て下さい。

本殿の構造を見て下さい。

高い床の本殿とアプローチの屋根付きの階段
出雲大社と同じ形式なのでしょう。
 
出雲大社よりも小さいので、構造が分かり易いですね。 

床が高い建築は、南方系の様式なんですかね?

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この神社も桜は咲いてました。

生憎曇ってしまいましたので、
いまひとつ映えないですなぁ・

天照社。
道を挟んで反対側に位置します。

こちらの本殿も、同じ構造ですね。

須佐神社、なかなか良い神社だと思いました。

↓公式サイト。

【公式サイト】島根県出雲市にある須佐之男命 (すさのおのみこと) を祀る須佐神社
「日本一のパワースポット須佐神社」は島根県出雲市にあり、須佐之男命 (すさのおのみこと) 御魂鎮めの御社です。大杉さん、...

旅の疲れを癒す・・・・・玉造温泉・千代の湯。

この旅で唯一の温泉宿です。
玉造温泉、千代の湯さん。
 
さっそく一風呂いただき、自販機のビールで人心地。
 
そして夕食です。
刺し漬けとお刺身。

お刺身、新鮮で美味しいです。

揚げ物。

鮑と里芋のコロッケ。

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焼き物。

桜鯛と竹の子海老風グラタンパイ包み。
 
シメです。
ダシを温めて。

おにぎり茶漬けです。

お腹一杯です。
宿の料金で、関東近辺に比べて物価が安いと感じました。
料理美味しかったです。
 
この後また風呂に入って。
朝めし前にまた風呂に入って、
温泉旅館を堪能しました。

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