黒柴犬・静(しず)の闘病記(4) 日常へ還れ 2017/秋~冬

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2017年9月27日。
もう少しで13歳になるハズだった、
黒柴犬の女の子・静(しず)が他界しました。

この記事は、
黒柴犬・静の最後の2か月間の闘病生活が終わって、
その後日の話です。

これは、完全に私的な記録です。
ですので、他人様が読まれても何の意味も有りません。
もしも、犬の末期介護に興味のある方が読んだら、
少しは意味あるかも知れませんし、
全然無いかも知れません。

初 稿:2018年2月19日
第二稿:2018年9月ページ制御等改善
<<目 次>>

  1. しばし、思い出話を・・・・
  2. 解放された事もまた事実
  3. 日常に帰れ。
  4. みんな、自然から生まれて自然に還る。
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しばし、思い出話を・・・・

子犬と地頭には、逆らえないし・・・・・・(^^ゞ

静が我が家に初めて来た日の写真です。

正確に言えば、
我が家へ来る途中のクルマの中。

いきなり環境変って、不安なハズなのに、
子犬ながらに、キっと睨みを効かす。
柴犬感全開だったです・・・・・・・(^^ゞ

その翌日の写真です。
こ~んなに、ちっちゃかったんですなぁ。

たぬき顔とか、
ちっちゃいお手てとか、
たまんないスね。

完璧に可愛い子犬だったなぁ・・・・・・・・・・(^^ゞ

それからだいたい10日後の写真。
前の写真と大分変ったでしょ?

子犬の成長を見るのは、
楽しくて面白くて、幸せな気分になれます。

でも、子犬の成長って早すぎて、
毎日毎日、しっかり見てないと、
いろんな事を、見逃してしまうんですよ。
ホント目が離せないんです。

人でも犬でも、およそ哺乳類であれば、
赤子とか小さな子供ってのは、
存在自体が希望って意味を含んでる。

静も、そうだったんですよ。

そして、13年の時が過ぎた。
静を迎えた頃の事は、
つい昨日の事のようでもあるし、
遠い遠い昔の話でもあるようです。

2017/09/28 荼毘に付す。

煙に乗って行けば良いし。

静が亡くなった翌日。
荼毘に付す事になりました。

向こうの世界に帰って行く静。
その旅の無事を祈り邪気から守る為の生花。

手にもまた、
無事に旅する為の六文銭。

正面が釜です。
あそこに入れば、もう静の体は永久に失われて、
頭や顔をなでてあげる事も、
モフモフの巻尾を握る事も出来なくなる。

もはやこの体には、
静の魂は宿ってはいないと、
理屈では分かっているが、
姿形が消えてしまうのは、やっぱり切ない。

せめて、
さわやかな心で見送ろう。
今まで、ありがとう。

そうして・・・
ずいぶんと軽くなって、家に戻って来た。

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