2008年10月
今日は、いよいよバイクに乗る日。
でも、気温が低くて、天気も曇りで、いまひとつ気乗りしない。
そんな事言いながらも、やはり走るのである。(むふふふふ)
手持ちの時間は、午前中の3時間と決める。
コースのあたりは付けてある。
せっかくオフ車を持ってきたので、最低1本は林道いかなきゃネ♪
2013年12月 初稿 (記事の内容は、2008年のものです。)
2017年12月 SSL化、独自ドメイン化に伴い記事の一部に追記・変更を加えました。
2008/10/28(火) TTR125LWE出動! (4日目)
虹別林道
まずは、虹別林道へ!
地図で見ると、キャンプ場から一本道!
でも、気が付いてみれば、サケマス孵化場へ迷い込んでいた!
ままま、こんなものには驚かない!良くある状況だ。
あたりを見回すと、孵化場の斜め後ろに通じる道!
迷わず踏み込む!
このあたりは、北海道の中でも、バカ真っ直ぐな道で有名だが、
林道まで、バカ真っ直ぐなのでビックリ!
何回も来れば飽きるかもしれないけど、とりあえず楽しむ!
エゾリスがバイクの前を横切る!
上を飛ぶ鳥の群れは、オジロワシ!
やったやった!
ようやく北海道へ来たんだなぁ~って実感する!
幸せだ幸せだ!
自分、臆病者です。
北海道の林道を単独で走る時は、「クマが出たらどうしよう」
という不安で胸がいっぱいになっている。
なるべく止まらないようにして、一気に走ってしまいたくなるのだ。
今回も、ご多分に漏れず、あわて気味で走っていた。
虹別林道の途中に、登山道の入り口があり、クルマが一台止まっている。
これから山へ入るのか、ハイカーの姿が見える。(ソロである)
ソロかぁ・・・・とても自分にはマネ出来ない。
とても自分にはマネ出来そうにありません。
というよりも2008年当時より、
クマの目撃情報や被害は増加傾向にあります。
日本はどうなっているのでしょうか?
ともあれ、人影を見て、
少し安心して走れるようになった。
養老牛、開陽台
林道を過ぎて、K150へ。
養老牛の「牛」の文字の山には、思わず笑っちゃいますよね♪
開陽台へ!
バイクに乗って、ここにこれることに、ただただ感激です。
「俺は、ここに戻ってきたよ」って、心の中で叫ぶ!
タバコ一本吸うあいだ!
地平線の見える風景を楽しんだ!
以上、道東の定番ツーリングスポットでした・・・・・・・・・・(^^;
屈斜路湖
斜路湖へ向かう為、K885→R243と進む。
そうして気が付いたけど、TTR125LWEは、あまり北海道的ではない。
小排気量&ローギアードなので、常に全開状態になっちまう。
それでもクルマにビュンビュン抜かれる。
北海道は、もっとゆったりした気分で走りたい。
走っても走ってもあんまり変わらない風景を楽しめる、心のゆとりが必要だ。
ある程度大きな排気量が欲しくなるなぁ。
それでも、この大地に身を置いてバイクを走らせることは、幸せである。
砂湯方面へ行きたかったが、間違って和琴半島へ来ちまった。
あわてて砂湯のほうへ行くが時間切れ、林道までは行けなくなった。
湖畔の未舗装路を少し走って納得する事にする。
キャンプ場へもどる為、寒風の中バイクを走らせる。
どのくらい寒いかというと、
北関東の平野部の真冬より、ちょっとマシといった感じ。
気温は、10度前後である。
寒さの為か、着膨れて締め付けすぎたせいか、体調が悪くなる。
暖かいものが食べたい!
虹別のセブンイレブンで、袋ラーメンを一個買う。
キャンプ場に戻り、カミさんとふたりでそれで昼食。
鍋用の野菜を入れたりして、結構良い感じの良いラーメンに仕上がる。
(あくまでもキャンプのレベルの話である)
身体もあたたまり。体調ももどる。
晩秋のキャンプを楽しむ! (4日目その2)
まだまだ虹別・・・・・・・・・・・・(^^;
キャンプ場の中をバイクで散策。
キャンプ場はやたら広いし、人気は全然ないので、これで良いのだ。
芝生広場を発見。
キャンプ場内の施設だが、そんなモノが有るなんて、全然気がついていなかった。
隅のほうに滑り台やアスレチックの施設がある以外は、
単なる広場、ほんとに広い、草野球のグランドなら2~3面取れそう!
わんこの散歩には、十分過ぎる。
さっそく、零静と遊んだよ。
昼食の片付け、散歩、などしつつ2時間ほどまったり過ごす。
それからみんなで、クルマで屈斜路湖方面へ出かける。
プチ観光、風呂、買出しなどが目当て。
弟子屈あたりでシュビドゥバァー!
硫黄山は、車窓からの見物で済まし、屈斜路湖、砂湯へ!
まばらな観光客。
紅葉も終わりかけた木々。
吹き渡る、冷たい風。
湖面を押し寄せる、さざ波。
すべてが、冬の接近を物語っている。
湖畔で少し遊ぶ。
零は、砂湯を経験出来た。
静は、例によって波打ち際には、近寄らない。
風呂に入ろうと思って、クアハウスへ!
営業していない。
キャンプ場など隣接の施設もすべて同様。
地図でみると、少し先の川湯温泉駅の近くに、
町営の温泉があるみたいなので行く。
つつじの湯。
地元の人専用との事でしたが、受付に人に聞いたら入れてくれた。
こじんまりしていて、昔の銭湯の雰囲気がある。
お湯は透明、ここも洗い場の蛇口から温泉が出た。(笑)
途中から貸切状態になったので、ゆっくり湯に浸かる。
弟子屈のスーパーで買出し。
パスタでも作ろうかと思ったが、思うように材料が揃わない。
少しの食料品と、となりがホームセンタだったので炭をひと箱買っておく。
この駐車場で仕事関係のメールを見ようと思い、
PCのネット接続を試みるが圏外のようだ。
キャンプ場から30キロも来たのに・・・・・・・
この頃は、出先でメールチェックするの大変だったんです。
ってゆーかっ!
これは、ワーカーホリックの症状である。
以後、同様のことを繰り返し、ついには、ネット接続の試みは実行されなくなる。
キャンプ場に戻り。メシだ、メシだ。
鍋の残りとハンバーグ。
暖かい料理は、なによりだねェ。
2008/10/29(水) ハイエースで道東観光! (5日目)
霧多布、釧路湿原
今日は、みんなで観光。 開陽台→霧多布→釧路湿原とまわる。
まずは開陽台へ、見晴らしの良さに一同満足。
昨日、ひとりでバイクで来たところであるが、
みんなとも、この景観を分かち合おうと再度訪問。
本当に地球が丸く感じた。
ここもやっぱり忍び寄る冬の気配。
展望台の裏の芝生には、今はもうテントが一張りも無い。
霧多布へ。
Naviの案内どおりに行く、なんだかちょこまかとしたコースを案内してきた。
とは言うものの、
地平まで続く直線道路。
こういう眺めは、北海道のアイコンのひとつだね。
霧多布岬である。
霧多布岬を見物、なるほどの景色、一見の価値はある。
ここも売店やらキャンプ場やら、みんな閉まっていた。
それでも、わんこ達は、結構楽しいみたいだ。
K123を釧路方面へ。
霧多布湿原を、県道沿いの展望台から見る。
エゾカンゾウで有名なところだが、冬枯れている。
左手は太平洋、右手は沼や湿原が散在する。
適度なコーナーとアップダウン。
こにルートもやはり、良いシーズンにバイクで走るべき道である。
しつこいようですが、5年後にようやく、バイクで走れたのサ!
天気はバッチリ、エゾカンゾウも咲いていたヨ♪
厚岸でお昼。
言わずと知れたカキの名所。
カキフライを食べる。
美味しい。
タルタルソースと中濃ソースが付いてきたが、
軽く塩を振って食べるのが一番美味しい。
本当に鮮度が良い証拠だよねェ。
R44を釧路方面へ、釧路の手前を右折しR391へ、釧路湿原道路を通り、K53へ。
釧路湿原へ到達。
有料の展望台をパスした。(だって零静は入れないもん)
無料のところから見物。
湿原の広がりは、感じることが出来た。
釧路の夜に何思う
陽も傾いた。
風呂へ入る為に鶴居へ。
確か、公共の温泉があったと思ったのだが、場所を忘れてしまった。
それじゃって事で、ちいさなホテルの日帰り入浴を利用。
ホテルだけあって設備は万全、価格も普通で何の問題も無い。
洗い場の蛇口からは、ちゃんと温泉でない普通のお湯が出た。(笑)
露天風呂もあって、ゆっくり湯を楽しむ。
釧路市街で、名物の炉辺焼きを楽しむことにする。
炉辺焼きって、店の真ん中に大きな炉が切ってあって、
お店の人が、焼いてくれるのかと思ったら、
個別の炉があって、自分で焼くシステムだった。
これでは、キャンプ場でやることとあまり変わらない。(笑)
でも、出てきたものは美味しかった。
特にずわいの足は、見事で文句の付けようの無い美味しさだった。
お会計もそれなりで、そんなに飲んで無いけど、ふたりで8000円也。
食べ物も美味しくて、店もお洒落で綺麗だったけど、
思ってた北海道と違う。
北海道、来る度に過疎と観光化の2極化が進行してる気がする。
キャンプ場へ戻る。
セイコーマートに立ち寄り、100円のカステラを探すが無かった。淋しい。
R272を北上。
暗い道を走る、道路が良いので助かる。
シカの飛び出しには、要注意だ。
そう思っていると、路肩の草むらの中から、
じっとこちらも見ている一頭のシカがいた。
ヘッドライトに照らされたその姿が、印象に残っている。
これは実に危険な行動であった。
『鹿は予測出来ない行動をするので、要注意!』であるのだ。
上記のような状況で、急に車道に飛び出して来る事も珍しく無いらしい。
『日が暮れたら、ウロウロしちゃダメ!』・・・・・が鉄則。
今日は近場の観光のハズだったのに
虹別キャンプ場→開陽台30キロ
開陽台→霧多布80キロ
霧多布→釧路湿原70キロ
釧路湿原→鶴居20キロ
鶴居→釧路市街40キロ
釧路市街→虹別キャンプ場50キロ
とざっと300キロも走っている。
やっぱり北海道!
やれやれだぜ!
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